経済産業省(国)の「月次支援金」、静岡県の「中小企業等応援金」
新型コロナウィルスの影響により、クリエイティブ業界、エンターテイメント業界でもきびしい経営状況に直面しているかと思います。本当に大変かと思います、頑張ってください。ここ静岡でも街中に人が戻り、市街地の青葉公園ではイベントが開催されるようなりました。近いうちに、コロナ禍前の賑わいが見られると信じています。今回は月次支援金と静岡県の中小企業等応援金について紹介したいと思います。
2021年の月間売上高が、2020年又は2019年同月比で50%以上減少している場合は、「月次支援金」。
月次支援金については経済産業省(国)による支援金です。2021年4月以降に実施された緊急事態措置・まん延防止等重点措置による休業・時短英営業・外出自粛等の影響を受けた中小企業・個人事業主を支援するための支援金です。以下が給付の条件です。
(月次支援金の条件と支給額) ・緊急事態措置またはまん延防止等重点措置にともなう飲食店の休業・時短営業・外出自粛等の影響を受けていること ・2021年の月間売上高が、2020年又は2019年同月比で50%以上減少している ・支給額の上限:法人 20万円 個人事業など10万円
2021年の月間売上高が、2020年又は2019年同月比で30%以上50%未満減少している場合は、「中小企業等応援金」。
静岡県の中小企業等応援金は、飲食店への休業・時短要請・外出自粛等の影響を受け、2021年8月・9月の売上高が、前年又は前々年同月比で30%以上50%未満減少している中小企業・個人事業主を支援するための支援金です。「うちは今月の売上が、去年よりも50%以上減少していないから・・・」と月次支援金を諦めていた方でも、この中小企業等応援金は、月間売上高が前年又は前々年同月比で30%以上50%未減少していれば受有することができます。ぜひ一度ご自身の売上高を確認してください。この給付金、静岡県独自の支援金ですので、静岡県にある中小企業・個人事業主が対象になります。(静岡県中小企業等応援金には、他に「酒類事業者枠」がありますが、今回は「一般枠」の話となります。詳しくは「応援金特設サイト」をご覧ください。
(静岡県の小企業等応援金の条件と支給額) ・本店又は主たる事務所が静岡県にある中小法人・個人事業者 ・2021年8月・9月の売上高が、前年又は前々年同月比で30%以上50%未満減少している ・飲食店への休業・時短要請の影響を受けているもの ・外出自粛等の影響を受けているもの ・支給額の上限:法人 10万円 個人事業など5万円
「月次支援金」「中小企業等応援金」いずれかを申請(併用はできません)。
ご覧のように、静岡県の中小企業・個人事業者さんには、国よる月次支援金と静岡県による中小企業応援金の2つの支援金が用意されています。ここで注意していただきたいのが、いずれかの給付金しか申請できないことです。今年の売上高が、前年または前々年の同月比で50%以上減少している場合は、月次支援金を申請することができます。前年または前々年の同月比で30%以上50%未満減少している場合は、静岡県の中小企業等応援金を申請ことができます。前年又は前々年同月比で50%以上減少しているからといって、月次支援金と中小企業等応援金を重複して申請することはできません。
申請は、すべてオンライン(Web)でOK!
いずれの支援金もオンラインで申請することが可能です。必要な書類を収集してスキャナーなどで画像化し、専用のサイトにアクセスして指示に従って入力すれば完了です。但し、月次支援金は本申請する前に、登録確認機関による事前確認をする必要があります(ちなみに当事務所は、月次支援金の登録確認期間です)。具体的な申請方法については、各ホームページでご確認ください。
今回は、比較的申請しやすい2つの支援金を紹介してみました。ぜひ申請して経営の活性剤として活かしてください。当事務所では、各種補助金の申請をお手伝いいたします。こんな事業にチャレンジしてみたい、WEBの集客に力を入れたいなど、事業者のみなさまを挑戦を実現するために、一生懸命サポートします。
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